効率的ながん遺伝子パネル検査の運用でゲノム医療の普及に取り組む
日本のがんゲノム医療は、2019年のがん遺伝子パネル検査の保険適用以降、実施数が増え拡大している。さらに、2024年からは単独でエキスパートパネルが実施できるがんゲノム医療連携病院の指定も始まり、今後さらなる拡大が見込まれる。
一方で、がん遺伝子パネル検査の多様化や検査件数の増加に伴って現場での負担は増大している。そこで京都大学医学部附属病院(以下京大病院)では、2024年11月に「Fujitsu ゲノムソリューション HOPE LifeMark-ゲノム医療統合支援システム」を導入した。がん遺伝子パネル検査結果や患者情報などを集約して一元管理することで、エキスパートパネルの効率的な運用を支援し医療現場の負担軽減と検査件数の拡大に取り組んでいる。さらに京大病院は今後、運用の平準化、検査数の拡大に向け、システムを通じて蓄積されるバリアント情報やエビデンスなどのナレッジ情報の活用を目指している。
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富士通Japan(株)HOPE LifeMark-ゲノム医療統合支援システム 事務局
📧E-mail:fjj-genomu2025@cs.jp.fujitsu.com